韓国版も見ていたのですが、凄い好きなドラマだったんです。
この年齢になると、あまり新しいドラマに興味が持てなくて。
けれど、このドラマは見るたびに次が気になる。引き込まれるんですよね。
キャストも最高で、このドラマをきっかけに韓国ドラマが好きになりました。
そして、日本版の「私の夫と結婚して」が始まったのを目にした時、
楽しみが増えた気持ちになりました。
日本版も最高に面白い。キャストもいいですよ。
佐藤健さんや小芝風花さんがいいのはもちろんなんですが、
横山裕さんの演技が絶妙に憎たらしく、嫌な役を見事に演じきってます。
韓国版ではイ・イギョンさんがこの役を演じていて、このドラマの凄いスパイスに
なっていました。
けれど横山さんも負けてない。
あらすじ(ネタバレ最小限)
一度目の人生――裏切りと絶望
ヒロインの美紗(小芝風花)は、つねに周囲を優先してきた“自己犠牲タイプ”。ところが――
- 末期がんを宣告された矢先、最愛の夫・平野友也(横山裕)と唯一の親友・江坂麗奈(白石聖)の不倫を目撃。
- 2人の裏切りと冷酷な仕打ちで命を奪われ、彼女の人生は終わりを迎えます。
(韓国版と少し違う演出でした、けどそれがいい)
二度目の人生――10年前へのタイムリープ
――目を覚ますと、そこは“裏切り”が始まる10年前の同日。
キーパーソンは、以前ほとんど接点がなかった部長・鈴木亘(佐藤健)。彼にだけは未来の出来事を少しずつ打ち明け、ともに逆転劇に挑みます。
体は健康、記憶はフル装備。
美紗は 「親友を夫と結婚させ、自分は新たな幸せを掴む」 というリベンジをする計画を心に決意する。
日本版だけの魅力:韓国版との違い
“全10話”にギュッと凝縮されたジェットコースター構成
韓国オリジナルは全16話の月火ドラマ(2024/tvN)ですが、日本版は全10話・毎週2話更新という短期決戦型。スピード感があります。
逆にいいの?っていうくらい視聴者にとってはありがたい構成です。
深掘りされた〈感情劇〉と“人生は舞台”メタファー
制作発表で責任Pのソン・ジャヨンは「日本版では人物の心理と感性をより深く描く」と説明。劇中には【人生という舞台で脇役だった主人公が台本を書き換え、主役を奪い返す】という独自の演出アイデア(劇中劇カットや舞台照明風ライティング)が加わり、内面ドラマに厚みを持たせています。
※参考記事Kstyle
このインタビューを見て横山さんの演技の理由がなんとなくわかりました。
表情に感情がのっているというか、
人間らしいんですよね。憎しみや喜びの表情の切り替えが上手い。
嫌な役だけど、根っこの部分は憎めない人物像です。
キャスト&演技レビュー
小芝風花 ― “脇役”から“復讐女神”へ
- 最初はか弱さが前面に出ています。服装も地味に。声もトーンを落として弱い女性ですが・・・
- 1度死んでからは物語が進むにつれて変わっていきます。
夫と親友を罠にかけ始めると瞳に力が宿り、服装や表情、声の力まで変わっていきます。「同じ人間なのに、10年前と“今”が別人格に見える」と評された振れ幅が凄い。
個人的に、「ギャルです」と言った回は見てほしい。可愛い。
推しポイント:怒りをぶつけ切れない“日本的復讐者”の葛藤を繊細に演じてます!
佐藤健 ― “静”と“情”を両立させた完璧上司
御曹司・鈴木亘は寡黙×紳士なのに恋愛は不器用というギャップ持ち。
- 第5話の“未来を語るバーシーン”では、スーツ姿で淡々と将来設計を語るだけで視聴者を「沼落ち」させ、「佐藤健史上いちばんカッコいい」の声が続出。
この佐藤健はカッコ良すぎました。 - しかも裏に抱える“ある秘密”がのぞくと一転、冷たい眼差しに切り替わる瞬間がゾクッと来る。
推しポイント:カッコいいだけではなく「言葉にできない」弱さも出ていて、共感できる人物を見事に演じてます。けどかっこいい。
横山裕 & 白石聖 ― 憎まれ役の“神コンビ”
・夫・友也(横山裕)
ヘラヘラ笑いと“共感ゼロ”のモラハラ言動。ときおり素が垣間見える二面性でリアリティ増幅。最初にも書きましたが、演技の振り切り方、振り幅が最高です。
親友・麗奈(白石聖)
表情筋だけでマウントを取る“静かな毒”。髪の掴み合いを封印したことで現実味のある悪女像に。確かにこんな人いそうって思えるくらい。
佐藤健に詰め寄るシーンは圧巻でした。
もっと有名になりそう。
推しポイント:二人が徹底的に憎まれ役へ振り切ったおかげで、美紗の逆転劇が100倍痛快に。役者本人の好感度を一時的にかなぐり捨てた“体当たり”に拍手。
まとめ!介護の仕事をする人にもおすすめ
いよいよ明日が(2025-07-25)最終回。
終わってしますのが切ない。けど見たい。
介護の仕事じゃなくても、仕事のストレス解消にもなるので、見てみてください!