【特養】ユニットリーダー研修はキャリアアップの近道|転職で有利になる理由

介護職
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そのままタイトルの通りなんですけど、
もし特養やグループホームに勤務しているなら、ユニットリーダー研修を受けるといいという話しなんです。
介護職員として勤務していると、キャリアとして次は生活相談員やリーダーを目指す道があります。
そしてリーダーをやるならば、ユニットリーダー研修を受けることをお勧めします。
施設で上司から推薦されて受ける流れが多いです。
募集要項はこちら(一般社団法人全国個室ユニット型施設推進協議会)

今いる職場でも、よりあなたを必要としてくれます。
そして、転職に強い!

私もユニットリーダー研修を持っているのですが、転職の際は優遇してもらえました。

ユニットリーダー研修とは?内容・eラーニング・実地研修の流れ

ユニットリーダー研修は、ユニットケアを実践で回す“現場の中核”を育てる公式研修。

一般社団法人 日本ユニットケア推進センター/全国個室ユニット型施設推進協議会が実施し、多くの都道府県・政令市と委託契約の下で運営されています。

基本の流れはこの4ステップ:

Eラーニング(目安:約4時間)…座学前に視聴必須。まとめて視聴でなく分割OK。

オンライン講義・演習(2日間)…タイムテーブルが設定され、グループワークや演習を行う。

実地研修(概ね3日間)…自施設または指定施設での実践・記録。

利用者さんの側になって何もしないで座っている、ということをやりました。これがなかなかつらい。

場所によるのかもしれませんが、私が行ったところは職員が話しかけてくれることもなく、

地蔵のように座っていました。

プレゼンテーション(約3時間)…学びの振り返りを発表して修了へ。

参考:一般社団法人 日本ユニットケア推進センター【公式サイトはこちら

費用はいくら?【座学/テキスト/実地の目安】

年度・主催により金額体系が異なる。必ず当年度の募集要項で確認しよう。

その上で、最近の公表例はこのとおり:

(例)2025年度(推進協):座学40,000円、実地研修45,000円(令和6年度以前に座学受講者の実地は40,000円)。テキスト代は無料表記。

けれど現在勤務しているなら、施設が出してくれるパターンだと思います。

私はそうでした。

特養で必要とされる理由

特養は、国が定める介護報酬の基準に沿って運営されています。
その中で、「ユニット型施設」には、一定数のユニットリーダー研修修了者の配置が義務付けられています」。
ユニットリーダー研修を修了した職員を2名以上、配置することが決められています。
そして、持っている人は転職の際に有利です。

転職に有利な理由!

厚生労働省の基準では、ユニット型特養の各ユニットに1名、ユニットリーダーを配置しなければなりません。基準を満たさないと介護報酬が減算されるため、施設側は常に有資格者を確保する必要があります
ユニットリーダーという資格はありませんが、ユニットリーダー研修というものがあるので、そちらを受けることをお勧め!

求人件数が多く、選択肢が広い

求人サイトで「ユニットリーダー 介護」と検索すると、6,700件超の募集(2025年7月時点)がヒットします。ほとんどが「研修修了者歓迎」または「必須」と明記しており、都市部だけでなく地方施設でも需要があります。

給与面で“手当”が付く

  • 求人票には「リーダー手当1〜3万円/月」「役職手当あり」といった条件が多く、給与アップの直接材料になります。
    これは施設によると思います。3万円なんて本当にあるの!?と思いますが、ググったら
    あるんですね・・・羨ましい。

キャリアパスが広がる

  • 複数ユニットを束ねるフロアリーダー、生活相談員、介護主任への昇進ルート
  • 施設間・法人間での転職でも全国共通の研修修了証が強みになる
  • 将来、介護支援専門員(ケアマネジャー)や施設長候補を目指す際の実績として高く評価される

◎ この記事の結論

ユニットリーダー研修修了資格は、法的需要 × 高い求人件数 × 給与上乗せ という三拍子そろった“転職カード”。
取得済みであれば、採用面接で「配置基準を即日クリアできる人材」として強力なアピールになるため、今後のキャリア形成で大きな優位性を発揮します。
これは私の実体験です。なかなか修了者は求人で来ない。
持っている人は、施設に引き止められることが多いので、辞めないのかもしれませんね。


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