山形の味と私の思い出──万能めんつゆ『味どうらく』の魅力
山形の味との出会い
父の実家が山形なんです。小さい頃は本当にたまにですが、遊びに行くことがありました。
その記憶では綺麗な星空と背の高さほどあった真っ白な雪景色、そして美味しい食事。
山形の食卓は、とにかく美味しいものの宝庫です。中でも忘れられないのが、馬のモツ煮と青菜の漬物。
馬のモツ煮は、柔らかく煮込まれたモツに甘辛い味がしみ込み、寒い冬の日には体の芯まで温まりました。青菜は、シャキシャキとした食感と、野菜本来の甘みがじんわり広がる優しい味。
聞いた話によると、東北は寒いから土の中で甘みが強くなると聞きました。
だから関東で作ってもあの味にはならないらしい・・・
ただ、この二つの料理、なかなかお目にかかれません。もしこのブログを読んでくださっている方の中で、
「ここなら食べられるよ!」というお店をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。
きっと私と同じように、あの味を恋しく思っている人が、まだまだたくさんいるはずです。
そんな山形の食の思い出の中で、ある日親戚から教えてもらったのが、万能めんつゆ『味どうらくの里』でした。
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『味どうらく』との出会い
台所で料理をしていた母が「これね、何にでも使えるのよ」と笑顔で差し出されたのが、山形いる親戚が送ってくれた『味どうらくの里』との最初の出会いです。
ペットボトルのラベルには、落ち着いた色合いのデザインと「味どうらくの里」という文字。
正直、そのときは「めんつゆってどれも似たようなものじゃないの?」くらいに思っていました。
ところが、母が作ってくれた煮物を一口食べてびっくり。
甘さがしっかりあるのに、後味はすっきりしていて、だしの香りがふわっと広がります。
しかも、砂糖や醤油、みりんを何種類も足す必要がなく、これ一本で味が整っている。
山形で食べた懐かしい味に近い物でした。
煮物、炒め物、つけ汁、なんなら漬物の下味にも使うらしく、その万能ぶりに衝撃を受けました。
たまに帰省した時には、数本まとめ買いして持ち帰っていました。
けれど今は便利な世のなかになりました。通販で取り寄せられんです。
『味どうらく』ってどんな調味料?
『味どうらくの里』は、秋田県横手市に本社を構える東北醤油株式会社が製造している、東北地方ではおなじみの万能調味料です。そう、山形というより東北の調味料なんですね。
一見すると普通のめんつゆですが、その味わいは一度口にすると忘れられません。
味の特徴
まず感じるのは、ほんのりとした上品な甘み。
甘さといってもべたつくような重い感じではなく、後味がすっきりしているのが大きな魅力です。
そこにかつおだしの旨味がしっかりと効いていて、煮物にすればコク深く、麺類にすればだしの香りがふんわり漂います。
他のめんつゆとの違い
- 甘めでコクがある:関東のめんつゆに比べ、砂糖やみりんの甘みが前に出る
- だしの香りが強い:鰹節・昆布など複数のだしがブレンドされ、香りに深みがある
- 醤油の角が立たない:しょっぱさよりも旨味が主役
この甘めの味付けは、東北の煮物や漬物文化にとても合っています。
私も最初は「ちょっと甘いかな?」と思ったのですが、使っているうちにこの甘さがクセになり、他のめんつゆでは物足りなくなってしまいました。
さらに嬉しいのは、希釈の自由度が高いこと。
濃い味が好きなときはそのまま、あっさり仕上げたいときは水やだしで薄めるだけ。
調理の幅がぐっと広がるので、冷蔵庫に1本あると本当に頼もしい存在です。
ネットで買える『味どうらく』
私も以前は山形に帰省したときに数本まとめ買いしていましたが、今は通販でいつでも手に入るのでとても助かっています。
特に便利なのがAmazon。
まとめ買いパックもあれば、1本から試せるサイズもあり、重たいペットボトルを運ぶ手間もありません。
賞味期限も比較的長めなので、ストックしておくと急な料理にもすぐ対応できます。
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「地方の味だからこそ手に入りにくい」という壁は、通販のおかげでほぼなくなりました。
一度試して、この甘くて深いだしの世界を味わってみてほしいです。
まとめ
山形に行くと、景色も空気も、人の温かさも、そして食べ物も、すべてが心に残ります。
馬のモツ煮のコク深い味わい、青菜の素朴な美味しさ──どちらも、帰省のたびに楽しみにしていた味です。
残念ながら、これらを日常的に味わえるお店はそう多くありません。だからこそ、もしご存知の方がいたら、ぜひ教えていただきたいのです。
そして、そんな山形の食文化の中で出会ったのが、万能めんつゆ『味どうらくの里』。
甘さとだしの旨味が絶妙で、煮物から麺類まで幅広く活躍してくれる、頼もしい一本です。
これがあれば、遠く離れた場所でも、少しだけ山形の食卓の雰囲気を味わうことができます。
他にも美味しい家庭料理があったのですが、料理の名前が思い出せない・・・
特に印象的だったのを今回はご紹介しました。
『味どうらく』は、私にとって“故郷の味”を運んでくれる存在です。
もしまだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
そして、馬のモツ煮や青菜が食べられるお店情報も、お待ちしています。